
富士の風土が育んだ、地域ブランド「Bell Banana」
温暖な気候に恵まれた静岡県富士市鈴川地区。この地で、ビニールハウスや温室を使わず、太陽の下で育つご当地ブランドバナナが、「Bell Banana(ベルバナナ)」です。
鈴川の地域で、鈴木さんが広めたバナナだから「Bell Banana(ベルバナナ)」。
厳しい自然が育んだ、奇跡の味をぜひご賞味ください。
日本最北端に挑む、奇跡の露地バナナ
日本のバナナ露地栽培の歴史に新たな一ページを刻んでいます 。
「露地栽培」(ビニールハウスなどを使わず屋外で育てる方法)は、熱帯環境で育つバナナ にとって、日本の露地栽培は非常に厳しい挑戦です。本州の気温では通常では越冬ができず極めて過酷な環境です。しかし、この厳しい環境下でこそ、独自の個性を持ったバナナが生まれます。長年の研究と努力の積み重ねにより 栽培技術を確立し、海外輸入バナナとは一線を画した、格別な風味と食感を持つバナナの生産に成功し、この地域での栽培が実現しました。
ベルバナナは、バナナの露地栽培産地として日本最北端ではないかと思われます。その厳しい環境だからこそ生まれる、個性の強い品種を栽培しています。
「フジロジベル」富士露地ベルバナナの会
フジロジベルは、静岡県富士市の元吉原地区を中心に活動する、露地バナナ栽培の協力を行う団体です。
この地域を露地栽培バナナの産地とする目標を掲げ、その実現に向けた普及活動、株分け、栽培指導、および研究を行っています。
- 規模: 会員数は70名以上。
- 活動: 定期的に勉強会、情報交換、普及活動、株分け、栽培指導などを実施し、地域でのバナナ栽培の普及と技術向上に貢献しています。
- 役員
- 会長:鈴木 允
- 教授:鈴木 孝正
栽培品種と味の特徴
- ブルージャバ(Blue Java)
別名アイスクリームバナナ。
長さは15〜20cmほどで、短く太いのが特徴。
食感と味: アイスクリームやカスタードクリームのように、ふわふわ、もちもち感があります。バニラアイスのようなスッキリとした甘みと、少しの酸味と濃厚な風味が重なる、新しい体験のバナナです。
- ドワーフナムワ(Dwarf Nam Wah)
モンキーバナナのように小振りなサイズ。
食感と味: モッチリ、しっとりとし、わずかに粘り気がある食感。バナナらしい濃厚でしっかりとした甘みの後に、さっぱりとした後味が残る、バランスの良さが特徴です。食べ慣れた味に近いです。

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